数字に想いを込めて － 中小企業を支援する京都の税理士 税理士法人ハヤカワ

　ごぶさたしています。石井です。

　ついに日本も亜熱帯化してきたかと思うような夏が過ぎましたが、お疲れがでておられませんか？

　先日のサマーセミナーには、たくさんの方々にご出席いただきありがとうございました。お陰様で成功裏に開催することができました。
　マリンバの演奏は、観客の皆さまも参加できて大盛り上がり。意外な方の腕前にビックリ。楽しい時間を過ごさせていただきました。詳しいレポートは、別途「早川嘉美＆加代子の世界」へどうぞ。
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　今回は、私の担当のお話を少々。

　まずは、９月分（１０月納付分）から厚生年金保険料の保険料率が改定されます。案外ご存じないのですが、協会けんぽの健康保険料率は都道府県によって違います。通常、担当者の方々は、健康保険と厚生年金とのセットになった保険料額表をお使いですが、必ず欄外にある都道府県名をご確認ください。コンピューター処理をされている場合は、都道府県の設定をお間違いなく。

　次に、１０月から最低賃金が改定されます。これも都道府県によって違うのですが、２５円前後の引き上げになります。参考までに京都府の最低賃金は、昨年の改定で８３１円に。今年は２５円の引き上げが予定されています。

　最後に、少し早い年末調整のお話を。
　今年の年末調整に大きな改正はありませんが、来年は配偶者控除が大きく変わります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　https://www.nta.go.jp/gensen/haigusya/index.htm
　実際の年末調整は来年末ですが、平成３０年分の扶養控除等申告書を集められるとき、今年とは違って「控除対象配偶者※１」欄が「源泉控除対象配偶者※２」欄になっていることをお忘れなく。それによって来年１月からの控除が変わってきます。

　※１　給与所得者と生計を一にする、合計所得３８万円以下の配偶者（青色事業専従者等を除く）
　※２　合計所得金額の見積額が９００万円以下の給与所得者と生計を一にする、合計所得８５万円以下の配偶者（青色事業専従者等を除く）

　詳細は、後日お送りする年末調整のお知らせをご覧いただき、不明点は担当者にお尋ねください。

　今回の文責は、サマーセミナーで、懇親会の司会ではなくセミナーの司会をしたところ、若干名の方に非常に好評だった石井でした。